ナチュラルスクールランチアクション(NSLA)は、子どもたちの明るい未来のためのエシカル給食プロジェクト。
    より健康的で循環する社会を目指して、対話を大切に行動しています。

    代表の副島が一人で始めた活動は、その理念とやり方に共感したお母さんたちへと広がり今や全国で260名40団体を超え、各地域で熱心に活動しています。

    2019年12月、任意団体として愛知県で活動を始め、2年半という わずかな時間で2021年には4市、2022年には7市で給食でのオーガニック食材導入が実現に至りました。

    署名もせず、デモもせず、要望書も出さず、どうやって実現することができたのか。

    それは、NSLA創設者 副島が「優しい社会になって欲しい」と願いを込めた『NSLAメソッド』があるからです。

    NSLAの活動指針は、『NSLAメソッド』として、世界のオーガニック基準を作ったIFOAMによって論文が採択され、この度、IFOAM Asia 2023という素晴らしい国際会議の場で発表することになりました。

    この会議は2023年6月4日から10日の7日間にわたりフィリピンのカウスワガンで開催され、登壇者は国賓レベルのVIP待遇を受けます。

    NSLA代表の副島は、この会議の招待を受け、晴れやかな舞台でNSLAの活動を紹介し、NSLAメソッドのスピリットを世界に向けて発信しました!

    『NSLAメソッド』は人と人とのつながりを大切にします。
    私たちはこのメソッドは、日本だけでなく、世界中で通じるものだと信じています。
    今回の会議のメインテーマでもある『有機農業による世界平和の構築』に私たちの活動が貢献できることを心から願っています。

    今の世の中を嘆くだけでは何も変わらない。

    こどもの未来を思い行動する母の愛は、世界をHappyに変えて行くのです。

    "オーガニックってこだわりじゃなくておもいやり"

    私たちの取り組む『エシカル給食』においてオーガニックは大切な要素のひとつです。
    IFORMの提唱するオーガニックの4つの原則は健康、生態系、公正、配慮。
    人、環境、地域、社会など、地球に存在する全ての生き物に対するおもいやりが、オーガニックの原点と私たちは解釈しています。

    オーガニックに取り組むことが持続可能な未来を創るための選択肢のひとつであると認められ、讃えられるようになること。

    日本中で、オーガニックを作る農家が増え、誰もが身近に気軽にオーガニックを選択できるようになること。

    それは、美しい山、川、海が甦り、どの生き物も生き生きと命を育む、そんな輝く未来を子どもたちに残せることへと繋がっていくことでしょう。

    私たちはオーガニックを含めたエシカルな選択が広がることが明るく平和な世界へ繋がると信じ、また、それを実現するためのNSLAメソッドそのものが社会を優しく明るくしていくと信じ活動しています。

    この活動をさらなる社会貢献へと発展させるため、ナチュラルスクールランチアクションは2023年4月、NPO法人を設立し、新たな一歩を踏み出しました。
    今回の論文発表は、その幕開けとなりました。

    ナチュラルスクールランチアクションのメンバー一同、より一層、活動に邁進してまいりたいと思います。

    最後に、ナチュラルスクールランチアクションの活動指針を、素晴らしいと言って下さり、国際会議に導いてくださった、 日本においてのPGSの先駆者であるオーガニック雫石の小宮さんに多大なる感謝と愛と信頼を込めて。
    本当にありがとうございました。